
メジャーリーグサッカー(MLS)のFCシンシナティに所属する元日本代表MF久保裕也(27)は、9日開催のフィラデルフィア・ユニオン戦で再びポジションを変えた中、負傷退場している。
FCシンシナティはヤープ・スタム監督のもとで今シーズンに臨んでいたが、イースタン・カンファレンスでわずか4勝しかあげられず最下位に低迷。また、今年8月1日の第13節・DCユナイテッド戦から4試合つづけてドローに終わると、以降は1勝8敗と黒星が先行。これを受けて、クラブ首脳陣は先月27日にスタム監督を解任しており、下部組織を率いるタイロン・マーシャル氏が暫定的にトップチームを指揮している。
一方、久保裕也は昨年1月にFCシンシナティに移籍。昨季はトップ下やウイングなど攻撃的なポジションでの起用が続いていたが、今季はスタム前監督のもと主戦場をボランチへ転向。ここまでリーグ戦で23試合に先発出場し、中盤センターでレギュラーに定着。くわえて、先月中旬の時点ではタックル成功回数が「42」と、MLS全体1位の記録をマークしていたが、監督解任後のリーグ戦2試合では左ウイングで再び攻撃的な役割が与えられていた。
その中、フィラデルフィア・ユニオン戦では右ウイングで先発出場。再びポジションを変える中シュートを放っていたが、31分に負傷交代となっている。また、FCシンシナティは前半アディショナルタイムに先制ゴールを許すと、56分には追加点を献上。終了間際に1点を返したものの、同点に追いつくことはできず1-2と敗れており、監督解任後からリーグ戦3連敗となった。
なお、久保裕也がボランチからウイングにコンバートされたことについて、FCシンシナティを扱う専門サイト『CINCINNATI SOCCER TALK』は、これまで中盤でのボール奪取やポゼッション時に相手のプレッシャーを交わして前線へパスを供給する役割を果たしていた同選手の穴は埋まらないと主張していた。
攻撃陣の中心選手として再び期待を集めていた久保裕也の負傷により、FCシンシナティはこれまで以上に苦戦を強いられることが予想される。
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