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フランクフルト、ミランFW獲得濃厚に!16億円への増額オファーで合意間近か

イェンス・ペッター・ハウゲ(写真右) 写真提供: Gettyimages

 日本代表MF鎌田大地やMF長谷部誠を擁するアイントラハト・フランクフルトは、ミランに所属するノルウェー代表FWイェンス・ペッター・ハウゲの獲得が濃厚となっているようだ。3日、イタリア紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が報じている。

 ハウゲは昨夏にエリテセリエン(ノルウェー1部)のFKボデ/グリムトからミランへ完全移籍により加入。2020/21シーズンはセリエAで18試合、UEFAヨーロッパリーグで8試合に出場。しかし、同選手は4月3日に行われたセリエA第29節・サンプドリア戦を最後にピッチに立っていなかった。また、UEFAヨーロッパリーグでは決勝トーナメントにおける登録メンバーから外れるなど、厳しい立場に置かれている。

 ハウゲはミランとの契約を2025年6月まで残しているが、2021/22シーズンの構想に含まれておらず、先月31日に行われたOGCニースとのトレーニングマッチにも出場していなかった。また、同選手にはボルフスブルクとフランクフルトがオファーを提示していたが、ミランは少なくとも1200万ユーロ(約15億6000万円)を求めているため、これらを拒否したと伝えられていた。

 その後、フランクフルトは1200万ユーロまで増額して再度オファーを提示した模様。これにより、クラブ間交渉は最終段階に入っているものとみられ、近日中にも合意に達する見込みとなっているようだ。

 なお、フランクフルトはすでにポルトガル代表FWアンドレ・シウバをRBライプツィヒに放出している。2020/21シーズンにブンデスリーガで20ゴール以上をあげた点取り屋の後釜確保を急いでいるだけに、ハウゲの獲得をいち早く決めたいところだ。