サンチョ獲得のマンU、次はエバートンの大型FWを狙う？レアルらと争奪戦へ

　マンチェスター・ユナイテッドがエバートンに所属するイングランド代表FWドミニク・キャルパート＝ルーウィンの獲得に興味を示しているようだ。イギリス『サン』が報じた。

　クラブを指揮するオーレ・グンナー・スールシャール監督が「ストライカーとの契約を否定することはできない。より良いチームを目指しているから」とコメントするなど、ストライカー補強を模索しているユナイテッド。トッテナム・ホットスパー退団を希望しているイングランド代表FWハリー・ケインをターゲットに見据えているとみられていたが、キャルパート＝ルーウィンを理想的な選手と考えているという。

　そのキャルパート＝ルーウィンにはレアル・マドリードやアーセナルが関心を示しており、移籍金は5000万ポンド（約76億8000万円）と見積もられている。なお、攻撃強化を図るユナイテッドは1日にボルシア・ドルトムントからイングランド代表MFジェイドン・サンチョを獲得したことを正式発表している。

　現在24歳のキャルバート＝ルーウィンは2016年夏にエバートン入り。カルロ・アンチェロッティ監督の下で得点能力が開花すると、今季はプレミアリーグ33試合で16ゴール2アシストの好成績を収め、現在開催されているユーロ2020のイングランド代表メンバーにも選出されている。