セリエA ユベントス

バルサ加入間近のオランダ代表FWにセリエAからオファー。契約年数見直しの可能性も

メンフィス・デパイ 写真提供: Gettyimages

 オリンピック・リヨンで今季までプレーしていたオランダ代表FWメンフィス・デパイはバルセロナへの加入間近に迫っている。しかし、ここにきてセリエA参戦の可能性が再び浮上してるようだ。10日、スペイン紙『ムンド・デポルティーボ』が報じている。

 現在27歳のデパイは2017年1月にマンチェスター・ユナイテッドからリヨンへ完全移籍により加入すると、2017/18シーズンに公式戦55試合に出場し22ゴール17アシストをマークして復調。今季は公式戦38試合に出場して22ゴール10アシストをあげているほか、大半の試合でゲームキャプテンを任せられていた。

 デパイの去就を巡っては、同選手の代理人がバルセロナと複数回にわたり会談を行っているが、デパイ本人は先日のメディアインタビューでオランダ代表でともに仕事をしたロナルド・クーマン監督の留任を望んでいることを明言。今月に入って同監督の来季続投が決まると、『マルカ』は選手サイドとクラブ首脳陣が3年契約を結ぶことで合意に至ったと今月7日に伝えていた。

 しかし、『ムンド・デポルティーボ』はユベントスがバルセロナの提示額よりも高い年俸300万ユーロ(約4億円)で獲得を打診したと報道。これを受けて、バルセロナは4年契約で再度オファーを行うものとみられる。

 なお、バルセロナはリバプールを今季限りで退団したオランダ代表MFジョルジニオ・ワイナルドゥムの獲得に迫っていたが、パリ・サンジェルマンが950万ユーロ(約12億7000万円)の高額年俸を伴ったオファーを提示したこともあり、獲得に失敗している。