マンチェスター・ユナイテッドはアトレティコ・マドリードに対してイングランド代表DFキーラン・トリッピアーの獲得オファーを提示するなど、本格的な動きを見せているようだ。9日、イギリスメディア『フットボールインサイダー』が報じている。
現在30歳のトリッピアーは、2019年夏にトッテナム・ホットスパーからアトレティコ・マドリードへ完全移籍により加入。昨季は公式戦31試合で先発出場するなどディエゴ・シメオネ監督からの信頼を勝ちとっていた。そして今季は賭博に関する規定違反で10週間の出場停止処分が科されたものの、右サイドバックのレギュラーとして公式戦35試合で先発出場。2013/14シーズン以来となるリーグ優勝に大きく貢献していた。
同選手はアトレティコ・マドリードとの契約を2023年6月まで残しているが、すでにイングランド代表の同僚に対してプレミアリーグ復帰を望んでいることを明かしている模様。また、先日にはマンチェスター近郊で新居を探しているとイギリスメディア『ミラー』が報じていた。
その中、マンチェスター・ユナイテッドはアトレティコ・マドリードに対して、移籍金1000万ポンド(約15億5000万円)でオファーを提示。しかし、アトレティコ・マドリードはこれを拒否したとのことだ。
なお、ユナイテッドの右サイドバックは現在DFアーロン・ワン=ビサカがレギュラーを務めているが、ワン=ビサカの競争相手としてトリッピアーの獲得を望んでいるものとみられる。
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