リーグ・アン パリ・サンジェルマン

PSG、イタリア代表MFが今季終了。フランス杯とリーグアン優勝へ痛手

マルコ・ベッラッティ 写真提供: Gettyimages

 パリ・サンジェルマン(PSG)のイタリア代表MFマルコ・ベッラッティは負傷により一足早く今シーズンを終えることになった。11日、クラブ公式サイトやイギリスメディア『スカイスポーツ』が伝えている。

 ベッラッティはPSGの中盤に欠かせない戦力としてこれまでリーグアンをはじめ数多くのタイトル獲得に貢献。ただ、今季はここまで数度にわたり戦列を離れていたこともあり、公式戦22試合に先発出場にとどまっている。また、今年3月のインターナショナルマッチウィーク期間中にはイタリア代表に招集されたものの、新型コロナウイルス陽性となったことにより、自主隔離を余儀なくされていた。

 ベッラッティは先週末のトレーニング中に右ひざを痛めると、9日のリーグアン第36節・レンヌ戦を欠場していた。同選手は負傷箇所の検査を受けた結果、右ひざのじん帯損傷と診断。また、『スカイスポーツ』は離脱期間が4~6週間にわたると伝えている。

 なお、PSGはリーグ戦残り2試合の時点で首位リールから3ポイント差の2位となっているほか、クープ・ドゥ・フランス(フランス国内カップ戦)準決勝・モンペリエ戦を11日に控えている。2つのコンペティションでタイトル獲得の可能性を残す中、中盤の主力が戦列を離れたことがチームに大きなダメージを与えるかもしれない。