ラ・リーガ

ラ・リーガに大問題?久保建英含め115選手がシーズン途中に契約満了の可能性

久保建英 写真提供:Gettyimages

 新型コロナウイルスの影響を受け、リーグ戦が延期されたラ・リーガ(スペイン)。これが大きな問題を引き起こすかもしれない。スペイン紙『マルカ』が報じている。

 新型コロナウイルスの影響により中断が決まり、再開の目処も立っていないラ・リーガ。現段階では、延期が濃厚となっているEURO2020が行われる予定だった時期に残りの日程を消化するのではないかとみられている。ただ、そうなると今シーズンは7月まで試合を行うことになる。

 シーズンの全日程を消化することは可能に見えるラ・リーガ。しかしながら、シーズンが7月にずれ込むことで選手の契約に大きな問題が生まれそうだ。

 一般的に、夏で契約を満了する選手の契約は6月30日までとなっている。シーズンが7月まで延長された場合、多くのレンタル選手で戦力を補っているクラブは、大幅な戦力ダウンを避けられなくなるだろう。マジョルカの日本代表MF久保建英を含めて、今シーズンで契約を満了する選手は115名にも上るという。

 恐らく、ラ・リーガは特別な措置を講ずるだろう。スペインサッカー協会(RFEF)のルイス・ルビアレス会長も例外的な措置を講ずる必要性を主張している。果たして、どのような解決策でこの大きな問題を解決するのだろうか。