バルセロナ チャンピオンズリーグ

コウチーニョ、CLユナイテッド戦での耳塞ぎパフォーマンスを釈明 「試合や自分の仕事にフォーカスするために…」

バルセロナのフィリペ・コウチーニョ 写真:fcbarcelona.com

 バルセロナのブラジル代表FWフィリペ・コウチーニョは現地時間16日に行われたチャンピオンズリーグ(CL)準々決勝2ndレグ・マンチェスター・ユナイテッド戦で見せたジェスチャーについて言及しているようだ。21日、スペイン紙『マルカ』がこれを伝えている。

 コウチーニョは今季ここまで公式戦32試合に先発出場するものの11ゴール5アシストにとどまるなど周囲からの期待に反するパフォーマンスに終始していることから、批判の声があがっている。

 その中、同選手はバルセロナの本拠地のカンプ・ノウで行われたユナイテッド戦に先発出場を果たすと、2-0で迎えた61分に準決勝進出を決定づける3点目を叩き出した。

 ただコウチーニョはゴール直後に両人差し指で耳を塞ぐ仕草を見せており、これがサポーターからの批判を助長させるものとなっており、物議を醸していた。

 同選手は20日に行われたラ・リーガ第33節・レアル・ソシエダ戦後にこのジェスチャーに関する質問を受けると「僕はいつも誰に対しても敬意を払う人間であり続けている」とコメント。

 さらにコウチーニョは「このセレブレーションについて本当のことを話すと、目の前の試合や自分自身の仕事にフォーカスするために周囲の音を遮らなければならなかった。あの音が自分(のプレー)に影響を与えないようにするためにもね」と語っており、決してスタジアムに詰めかけたファンに対して否定的な反応を示したわけではないと説明している。

 国内メディアの間で今シーズン終了後にバルセロナがコウチーニョを放出するという噂が駆け巡る中、果たして同選手を取り巻く状況は今後どのように変化するのだろうか。