ポグバのレアル移籍を示唆する発言にユナイテッド指揮官は 「彼はここで幸せ」

　マンチェスター・ユナイテッドのオーレ・グンナー・スールシャール監督はフランス代表MFポール・ポグバの発言に言及しているようだ。現地時間1日、イギリスメディア『BBC』が伝えている。

　2016年夏にユベントスからユナイテッド復帰を果たしたポグバの去就を巡っては、ジョゼ・モウリーニョ元監督と不仲であったことからユナイテッド退団の可能性が高まっていた。

　しかしポグバはモウリーニョ監督が解任され、後任のスールシャール監督のもとでコンスタントに出場機会を得ている。

　ただ同選手の代理人を務めるミノ・ライオラ氏がレアル・マドリードと交渉を行っているという報道が駆け巡っているとともに、ポグバ本人が「マドリードは誰にとっても夢のクラブである」という発言を行ったことから、今夏のユナイテッド退団に近づいているという見方が広まっている。

　その中、スールシャール監督はこのポグバの発言について「彼は自分自身について話していない。彼はただ誰もがレアル・マドリードでプレーしたいと思っていると言ったにしか過ぎない。ポールはここで幸せだし、うまくやれているよ」と語っており、移籍を示唆するものではないという考えを主張しているようだ。

　2016年のユナイテッド復帰の際にも1億ユーロ（約131億円）を超える移籍金額で周囲を驚かせていたが、果たして今夏にもビッグディールが成立する運びになるのだろうか。