
10月11日に第9節までの日程を終えた2026/27シーズンの明治安田J1リーグ。注目の上位争いは、昨季2位の柏レイソルが直近のゲームでヴィッセル神戸を破り首位へと躍り出た。
一方で、同じく千葉県を本拠地とするジェフユナイテッド市原・千葉は開幕から苦しいゲームが続く。ここまでに挙げた勝ち点は5。唯一白星を挙げたのが第6節ガンバ大阪戦となっており、下位勢相手でも勝ちきれないゲームが続いている。結果的にではあるが、開幕からの3試合で、ここまで上位争いの渦中にいるサンフレッチェ広島や町田ゼルビアといったチームと戦い、複数失点での黒星が続いたことも調子が上がらない要因とも言えよう。
まずは降格圏脱出に向け、関東勢との連戦に臨む今週以降の千葉。浮上のカギを握ると思われるのが、今夏新たにチームへ加わった9人の選手たちだ。ここでは、この夏の新戦力たちのここまでの活躍についてA~Cの3段階で評価していく。

評価A:攻撃陣のキーマンとなりつつある選手
- FW矢村健(藤枝MYFCより完全移籍)
今夏攻撃陣に多くの新戦力を迎えた千葉。残念ながらここまで9試合で8得点と補強の効果が表に出ているとは言い難いが、リーグ戦が進むにつれて攻撃陣のカギを握るだろう選手は見えてきた。
その選手こそ、今夏藤枝MYFCより完全移籍で獲得したFW矢村健だ。過去J1での経験は昨季の新潟でのもののみだが、今季はここまで8試合に出場し1ゴールと少ないながらもチームの勝ち点獲得に貢献している。
過去J2での数字にはなるものの、藤枝時代の2023年は途中出場が多いながら38試合に出場し9ゴール。翌年は同じく藤枝で38試合16ゴールという数字を残しており、得点力の評価は高かった矢村。今季の千葉ではそれに加えて身体を張ったボールキープで前線の起点としても存在感を示している。
前線のキーマンと目されていた外国籍選手たちの数字が伸び悩んでいる今、矢村には得点はもちろんチャンスメイクにも期待が集まるのは間違いない。相手を背負ってのプレーやミドルシュートなど持っている武器は多彩だ。果たして千葉を引き上げるきっかけを作ることができるのか注目だ。
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