
徳島ヴォルティス元監督であるダニエル・ポヤトス氏が、ガンバ大阪を指揮した3年間を回顧。補強戦略等におけるフロントへの本音や、G大阪監督退任の裏側を明かしている。
ポッドキャスト番組『Pausa de Hidratacion』では、11日にポヤトス氏へのインタビュー動画が配信。その中で同氏は、J1残留争いに巻き込まれたG大阪監督就任1年目を「シーズンの半ばまでは、チームは非常に不安定な状態でした。それでも何とか戦おうとし、シーズンの中盤までは踏ん張っていましたが、徐々に順位を落としていきました。クラブとしても、降格の危機に直面していたため、多額の資金を投じたくないという事情がありました。チームを大きく変えることもできず、既存の契約もありました。いろいろな難しさがあったのです」と振り返った上で、こう述べている。
「2年目については、どのクラブでも同じだと思いますが、「もっと投資しよう」という話になります。私は自分のお金を出しているわけではないので、そこについて文句を言うつもりはありませんが、実際には期待していたほどの投資はありませんでした」
クラブから期待するほどの投資が無かったことへの落胆を見せたポヤトス氏。就任3年目のシーズンに、AFCチャンピオンズリーグ2(ACL2)を6戦全勝で終えたものの、クラブを離れたことについて、「双方の合意に至らず、契約を続けることはありませんでした。本当に残念でしたね」と肩を落とすと、以下のように語った。
「実は、同じような経験は以前にもありました。レアル・マドリードを離れてパナシナイコスに移ったときも、レアル・マドリードがチャンピオンズリーグを制覇するまでチームに残る機会がありました。ラウールを中心とした素晴らしいチームが優勝しましたよね」
「そして今回も、ガンバ大阪で同じようなことが起きました。私たちはチームを立て直そうと、3年間にわたって努力してきました。最後まで一緒に戦い、タイトルを獲得したかったのですが、サッカーではそうならないこともあります」
「それでも、チームが良い状態になっていることについては満足しています。実際、現在のチームは私が3年間かけて作り上げたものと言っても過言ではないと思います。私はいつも同じことを言っていますが、これは誰かを批判するためではなく、敬意を持って話していることです」
G大阪の立て直しに成功し、ACL2でも結果を残したポヤトス氏。今でも一部サポーターからG大阪復帰を望む声が挙がるなど、同氏の手腕は高く評価されている。
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