代表チーム ブラジル代表

ネイマールが31ゴールでブラジル人の新記録! CL通算出場試合数ランキングは?

パリ・サンジェルマン(PSG)のブラジル代表FWネイマールがチャンピオンズリーグ(CL)グループステージ第5節・リバプール戦でゴールを決めたことにより、ブラジル人として歴代最多となるCL通算31ゴールに達している。ではブラジル人選手の歴代通算CL出場試合数のランキングはどのようになっているのだろうか。ネイマールに加えベスト5を紹介する。


5位:カカ

CL通算出場試合数:86
ポジション:MF
所属クラブ:ミラン、レアル・マドリード

ミランで功労者として多くのファンから賛辞を贈られているカカは2006/07シーズンにCLタイトルをもたらしている。2009年夏にはあのクリスティアーノ・ロナウドとともにレアル・マドリードの一員となったものの、度重なる負傷に泣かされるとジョゼ・モウリーニョ監督のもとでは構想外となり、2013年にミランへ帰還。その帰還とともに残念ながらCLとは縁が無くなってしまった。


4位:マルセロ

CL通算出場試合数:92
ポジション:DF
所属クラブ:レアル・マドリード

2007年の加入以降、レアル・マドリードにおいて不動の左サイドバックとしての地位を確立しているマルセロは世界屈指の攻撃的なサイドバックとして成功を収めている。今季はチームが得点力不足に喘ぐ中、10月下旬には3試合連続ゴールと気を吐いていた。中堅の域に達している同選手がこれまでの欧州の舞台における経験を若手に還元する立場にあることは確かだ。


3位:マクスウェル

CL通算出場試合数:94
ポジション:DF
所属クラブ:アヤックス、インテル、バルセロナ、パリ・サンジェルマン

キャリア通算「35」個にも及ぶタイトルを獲得しているマクスウェル氏であるが、欧州タイトルはバルセロナ在籍時の2010/11シーズンの1度のみである。PSG加入後はリーグ・アン4連覇こそ経験したものの、CLではベスト8が最高成績だった。なお同氏は現在PSGのSD(スポーツディレクター)としてフットボールの世界との関わりを持ち続けている。


2位:ダニエウ・アウベス

CL通算出場試合数:109
ポジション:DF
所属クラブ:パリ・サンジェルマン

世界中のフットボーラーの中でも最も多くのタイトルを獲得した選手として知られているダニエウ・アウベスだが、CLタイトルはジョゼップ・グアルディオラ体制による黄金期に2度、そして2014/15シーズンに1度獲得している。昨季終盤戦での負傷によりワールドカップ・ロシア大会出場を逃したものの、今季はGKジャンルイジ・ブッフォンらとともにこれまでの欧州の舞台での経験をチームに伝えるという重要な役割がある。


1位:ロベルト・カルロス

CL通算出場試合数:120
ポジション:DF
所属クラブ:レアル・マドリード、フェネルバフチェ

強烈なフリーキックが代名詞であり、2002年の日韓ワールドカップでも多くのファンを驚かせたロベルト・カルロスは「銀河系軍団」で世界最高の左サイドバックという呼び名が高かった。そのマドリードで20世紀末の黄金期に3度のタイトル獲得を経験している。


ネイマールは…?

CL通算出場試合数:52(第30位)
ポジション:FW
所属クラブ:バルセロナ、パリ・サンジェルマン

ネイマールは2013/14シーズンから欧州上陸を果たしていることもあり、まだ歴代の選手と比較すると出場試合数こそ少ない。ただ2014/15シーズンにCL優勝を成し遂げるなどバルセロナで必要不可欠な戦力となっていた。昨夏にPSGへ電撃移籍して以降も欧州の舞台でバルセロナとの対戦を望んでいないという主旨のコメントを残している。