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元仏代表アンリ氏、ボルドー指揮官就任の打診を固辞した理由とは?

 元フランス代表FWティエリ・アンリ氏はどうやらボルドー指揮官就任の打診に断りを入れたようだ。現地時間27日夜、イギリスメディア『スカイスポーツ』が報じている。

 ボルドー指揮官の去就を巡っては、今夏にグスタボ・ポジェ氏を招聘(しょうへい)したものの、FWガエタン・ラボルドをモンペリエに放出したことに対して同氏が激怒。

 これに対してステファン・マルタン会長も怒りのコメントを出し、現地時間18日にボジェ氏に対して1週間の職務停止を言い渡しているものの、両者の関係は修復不可能な状態となっており、周囲では事実上の解任と伝えられている。

 その中、フランスメディア『RMC』はボルドーがボジェ氏の後任としてアンリ氏に接触し、交渉を行っていると伝えていた。ところが同氏はクラブ首脳陣や会長との関係性について疑問視したものとみられ、指揮官就任の打診を固辞したようだ。

 なおボルドーはこの夏にMFマウコムの取引で一旦はローマとクラブ間合意に至っていたものの、ローマの提示額を上回る4100万ユーロ(約53億円)で後からオファーを出してきたバルセロナへの移籍が決定している。この一件もあり、ボルドーに対する他クラブの評価は下がっているものとみられている。