ラ・リーガ プレミアリーグ

チェルシーの正守護神クルトワ、レアル移籍へ新たな動き見せる

 チェルシーのベルギー代表GKティボー・クルトワのレアル・マドリード移籍がまた一歩近づいているかもしれない。7日、イギリスメディア『スカイスポーツ』がこれを報じている。

 クルトワの去就を巡っては、レアル・マドリードがコスタリカ代表GKケイロル・ナバスとポジション争いをできる守護神として獲得を狙っている模様。また7月中旬にはマドリードが5500万ユーロ(約72億円)でオファーを提示したという報道が出回っていた。

 これに対してチェルシーのマウリツィオ・サッリ監督は「彼の今後はクラブ次第だし、特に本人次第だ。しかし私はこれからも我々のゴールキーパーであることを願っている」というコメントを残すなど、同選手の慰留に全力を尽くす構えを見せていた。

 ところがクルトワは現地時間6日の全体トレーニングに姿を見せなかったものとみられ、本人が今夏のクラブ退団を望んでいるという憶測が早くも広まっているようだ。

 なおチェルシーは日本時間5日深夜に行われたコミュニティ・シールドでマンチェスター・シティに0-2と敗れている。この一戦ではアルゼンチン代表GKウィルフレド・カバジェロがゴールマウスを守っており、クルトワはベンチ外となっていた。今後の同選手の動向からも目が離せなさそうだ。