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中田英寿氏、今度はフィオレンティーナ訪問で地元メディアも大きく報道

 イタリアサッカー界に名を刻んでいる元日本代表の中田英寿氏はペルージャ、ローマ、パルマに続き、フィオレンティーナのクラブ施設にも顔を出したようだ。8日、フィオレンティーナ公式サイトがこれを伝えている。

 中田氏は1998年にペルージャへ加入し、海外挑戦への第一歩を踏み出すと、イタリア国内から能力を高く評価され、2000年1月にペルージャからローマへ移籍。そのローマではあのフランチェスコ・トッティ氏とのポジション争いを演じると、2000/2001シーズンのスクデット獲得に大きく貢献した。その後はパルマやボローニャと渡り歩き、2004年からの1シーズンをフィレンツェで過ごしていた。

 同氏はこのフィオレンティーナ訪問について「現役時から長い年月が経った今、僕は今まで所属していたクラブ全てに顔を出そうと決めた。フィレンツェではわずか1年しかいなかったにも関わらず、美しい記憶が残っている。フィオレンティーナでのシーズンは非常に難しいものだった。しかし僕は多くの素晴らしいチームメイトがいたし、多くのことを学んだよ」とコメントを残しており、現役時代を振り返っているようだ。

 なおこの中田氏の古巣訪問について地元メディア『violanews.com』や『Fiorentina.it』なども大々的に伝えるなど、フィレンツェの街に大きなインパクトを残しているようだ。