続々とW杯出場国の最終メンバーが出そろう中、23人の中に選出されなかったビッグネームも数多く出てきている。今回は現時点で落選が決まった選手の中から、怪我で選外になった選手を抜きにしてベストイレブンをチョイスする。
GK:セルヒオ・アセンホ
国:スペイン
クラブ:ビジャレアル
幾多の怪我を乗り越えてきた、ラ・リーガ屈指のスペイン人ゴールキーパーは代表入りを果たせなかった。ビジャレアルのEL出場権獲得に大いに貢献した。
DF:ジョアン・カンセロ
国:ポルトガル
クラブ:インテル
バレンシアから移籍したインテルで、瞬く間に主力選手に。右サイドを駆け上がる迫力は抜群だ。それでも代表に呼ばれることはなかった。
DF:ダビド・ルイス
国:ブラジル
クラブ:チェルシー
アントニオ・コンテ監督との間に問題を抱えて以来出場機会が激減。それも影響して前回大会の主力はセレソン入りならず。
DF:アイメリク・ラポルテ
国:フランス
クラブ:マンチェスター・シティ
フランスの未来を支えるひとりに間違いないが、圧倒的な層の厚さを誇るポジションだけに、メンバー入りを逃した。
DF:マルコス・アロンソ
国:スペイン
クラブ:チェルシー
序盤に苦しんだものの、その後は調子を取り戻してFAカップ優勝にも貢献したが、こちらも層の厚いスペイン代表入りは果たせなかった。
MF:アラン
国:ブラジル
クラブ:ナポリ
圧倒的な運動量とボール奪取能力で、スクデットまであと一歩のところに迫ったナポリを牽引。ブラジル代表に選ばれても何の不思議もないパフォーマンスだった。
MF:ラジャ・ナインゴラン
国:ベルギー
クラブ:ローマ
ローマの中心。精神的にも肉体的にもタフなナインゴランが代表に選出されなかったのは、サプライズのひとつだろう。
MF:ジャック・ウィルシャー
国:イングランド
クラブ:アーセナル
相次ぐ負傷で戦線を離脱する期間が長いウィルシャーだが、W杯イヤーの今シーズンはコンスタントに活躍。コンディションもよかっただけに本人も悔しいはずだ。
FW:カリム・ベンゼマ
国:フランス
クラブ:レアル・マドリード
彼の問題はディディエ・デシャン監督との関係のみ。監督交代がない限り、ベンゼマが選ばれることはないだろう。
FW:マウロ・イカルディ
国:アルゼンチン
クラブ:インテル
リーグ戦29得点でセリエAの得点王に輝いたイカルディだが、世界屈指のタレントを有するアルゼンチン代表入りはならず。戦術的な制約も影響したかもしれない。
FW:アレハンドロ・ゴメス
国:アルゼンチン
クラブ:アタランタ
アタランタで好守に絶大な存在感を見せる“パプ”・ゴメスも代表入りならず。前のめりな感が否めないアルゼンチンだけに、前線での守備が上手い彼はいいオプションになったはずだ。
ベンチ
GK:ネト(ブラジル)
DF:セルジ・ロベルト(スペイン)
DF:シュコドラン・ムスタフィ(ドイツ)
MF:セスク・ファブレガス(スペイン)
MF:ジョフレイ・コンドグビア(フランス)
FW:アレクサンドル・ラカゼット(フランス)
FW:アルバロ・モラタ(スペイン)
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