セリエA ミラン

モンテッラ、不調が続きファンに対して暴言「もし試合が退屈ならミランを見に来なければいい」

ヨーロッパリーグのグループステージ第4節、ミランは本拠地での試合同様にAEKに引き分けた。その試合後バスに乗り込む際、モンテッラ監督とファンの間でひと悶着あったようだ。3日イタリア紙『ラ・レプッブリカ』が報道し『カルチョメルカート』や『ミランニュース24』など多数のメディアが紹介している。

わずかながら復調の兆しが見え初めているミラン。しかし今夏の大型補強そしてベルルスコーニ体制化では近年まで強豪であり続けたクラブのファンを納得させることは難しい。チャンピオンズリーグ優勝7回を誇るチームのファンはヨーロッパリーグのグループステージでの引き分けは決して許せないのだろう。

そのファンが何をモンテッラ監督にたいして言ったのかは明らかにされていないが不甲斐ないチームの成績そして監督に対する苦言や暴言だったのは間違いない。これに対しモンテッラ監督は暴言ともとられてしまう返事をしてしまった。

「もし(ミランの)試合が退屈ならミランを見に来なければいい。”また”ひどい試合だったって?他のひどい試合はどれだい?私たちこのグループの首位だけど、それだけじゃだめかな」

普段から穏やかな受け答えで有名なモンテッラ監督。しかし次節のサッスオーロ戦後の結果によっては更迭も噂されるためナーバスになっているのではないだろうか。どちらにせよミラン復活に向けてのさらなる尽力を期待したい。