バルセロナはかねてから接触が噂されているボルシア・ドルトムント所属FWウスマン・デンベレの獲得に一歩近づいたようだ。16日、スペイン『ディアリオ・スポルト』が報じている。
昨シーズンのデンベレはドイツ初挑戦ながら10ゴール20アシストと大ブレイク。この活躍を受けバルセロナは同選手にオファーを提示。個人合意を取り付けたと報じられている。しかし、クラブはオファーを一貫して拒否したため、移籍は成立しないとみられていた。
事態が動いたのは今月10日、デンベレが練習を無断欠席し、さらに電話に一切出ないという行動に出た。この行動を重大な規律違反とみたクラブは事態を重く受け止め、移籍容認へと舵を切ったようだ。
スペイン『ディアリオ・スポルト』によると、両クラブは1億ユーロ(約129億円)の前払いで合意したようだ。ドルトムント側はデンベレがバルセロナで獲得したタイトル、出場試合数、ゴールなどに応じて変動する、最大3000万ユーロ(約38億円)の付帯条項を要求しているため、移籍成立には至っていないが大部分の交渉は合意に達しているようだ。
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