セリエA ローマ

ローマの王子トッティが今季限りで引退。かつて中田氏ともプレー

 ローマの“王子(プリンチペ)”ことフランチェスコ・トッティが今季限りで引退することがわかった。現地時間の3日、ローマのモンチSDが発表している。

 モンチ氏は3日に行なわれたローマSD就任記者会見で「トッティは今季が選手として最後のシーズンとなるだろう。来季からはディレクターを務めることとなる」と明言。同選手が今季限りで引退することを明かした。

 クラブの地元ローマに生まれたトッティは1989年に12歳でローマの下部組織に加入した。その後、16歳でセリエAデビューを果たすと、以後現在まで同クラブ一筋を貫いている。2000/2001セリエAでは元日本代表MF中田英寿氏とともにプレーし、セリエA優勝を成し遂げた。また、2006年にはイタリア代表のドイツ・ワールドカップに貢献している。

 今季限りでの選手引退が発表されたトッティだが、来季より具体的にどのような役職に就くかは明かされていない。