
イングランド2部バーミンガム・シティ所属の元日本代表MF岩田智輝は、2027年6月までにJリーグへ復帰する見込み。主力選手の退団報道が現地で深刻に受け止められているが、一部では前向きな意見が上がっている。
英メディア『FLW』は18日、岩田の去就について「バーミンガム・シティは、岩田の今後をめぐる新たな発言が明らかになったことを受け、同選手の退団に備えて後釜を確保する」とリポート。クリス・デイヴィス監督は先日の会見で、同選手の将来について以下のように述べたという。
「昨シーズン、彼とは話をした。『君は素晴らしい働きをしてくれた。私たちは君を本当に高く評価している』とね。ただ、彼には幼い家族がいる。今は子どもが3人いると思う。彼の家庭では子どもが3人に対して大人が2人という状況で、負担も大きい。彼らの将来は日本にあるのだと思う」
「彼は落ち着いて受け止めていたが、私たちはその話をそれ以上、具体的に進めてはいない。お互いにその状況に納得している。
「シーズンの初めに彼に伝えたのは、『君がここを離れることはない。君は極めて重要な選手であり、今シーズンもチームにとって不可欠な存在になる。シーズンが進むなかで、また話し合おう』ということだった。彼もその方針に納得している」
岩田の退団報道や指揮官のコメントを受けて、評論家のジェイソン・ムーア氏は「家族の事情で日本に戻る可能性があるという話が出る前から、私は彼の退団にかなり前向きだ」とポジティブな反応を示すと、以下のように私見を述べている。
「彼は中盤でエンジン役を務め、チームに運動量をもたらす能力は素晴らしい。しかし、彼は技術的に最も優れた選手というわけではない。ボールを扱うプレーにはかなり問題がある」
「彼の大きな価値は、ボールを持っていないときの働きにある。正直なところ、彼と同じように良いスタッツを残せる選手は、ほかにもたくさん見つけられると思う。一定の走行距離を記録するなど、そうした数字を出せる選手はいる。彼のその部分は、代わりの選手で補えるはずだ」
現在29歳の岩田は、大分トリニータ、横浜F・マリノス、スコットランド1部セルティックなどを経て、2024年にバーミンガムへ加入。イングランド2部昇格に貢献すると、今季もここまでリーグ戦全11試合に出場。17日開催の第11節でも2アシストを挙げ、勝利に貢献している。
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