リバプール(イングランド1部)が、ユベントス(イタリア1部)に所属するイタリア代表FWフェデリコ・キエーザ(26)の獲得に迫っているようだ。
フィオレンティーナ下部組織出身のキエーザは、2020年夏にユベントスへ完全移籍すると、加入初年度からレギュラーとして活躍。昨季は爆発的な加速と細かいタッチのドリブルを武器にコンディションが上がらなかったその前のシーズンから復調を見せ、最終的にセリエA33試合で9ゴール3アシストを記録した。
移籍市場に精通するイタリア人ジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏によれば、日本代表MF遠藤航が在籍しているリバプールは今季から指揮を執るチアゴ・モッタ監督の構想から外れているキエーザの獲得に向けて、移籍金1300万ユーロ(約20億8000万円)にボーナスという条件でユベントスとクラブ間合意に達したようだ。
また、イタリア代表FWはリバプールと4年契約を結ぶとのこと。現地時間28日中にリバプールへ赴く予定で、空港でインタビューに応じた際は「とても幸せだ。リバプールの選手になるのが待ちきれないね。僕も家族も本当に幸せだ。ユベントスとファンの皆さんに感謝している。彼らはいつも僕にとって特別な存在だった」と語っていたという。
なお、ユルゲン・クロップ前監督が昨季限りで退任すると、後任としてフェイエノールト(オランダ1部)からアルネ・スロット監督を招へいしたリバプールは、ここまで補強なしの状況だったが、プレミアリーグでは開幕から2連勝を達成している。
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