
ファジアーノ岡山出身であり、FIFAワールドカップ北中米大会の日本代表メンバーから落選したNECナイメヘン所属MF佐野航大は、今夏のステップアップ移籍が濃厚。すでにMF鎌田大地擁するクリスタル・パレスなど複数クラブからの関心が報じられているが、このうちMF堂安律の古巣であるPSVアイントホーフェンは、佐野の獲得に慎重な姿勢を見せているという。
オランダ『AD』は28日、PSVが佐野を獲得する可能性について検証。「PSV、NECナイメヘンの主力・佐野航大を獲得候補と評価も、フェルナンデスへの悪影響を懸念」という見出しのもと、以下のように伝えている。
「PSVが、来季に向けた有力な補強候補としてNECのMF佐野航大を高く評価している一方で、同選手の加入がクラブ内の若手育成に与える影響についても慎重に検討している」
「PSVでは佐野が戦力面で大きなプラスになるとの期待が高まっている。しかしその一方で、佐野が加入した場合、19歳の有望株ノア・フェルナンデスの成長機会が減少する可能性を懸念する声もクラブ内から上がっている」
「PSVはチーム編成において、経験と若手選手の昇格・育成のバランスを取ろうとしている。若手選手だけに出場機会を与える方針ではなく、比較的若い年齢であっても、すでにトップレベルで十分な経験を積んだ選手を獲得することを重視している」
「この考え方は、ピーター・ボス監督が以前に語っていた内容とも一致する。同監督はかつて、若すぎるチーム編成によって優勝争いの主導権を失えば、「自分の首が飛ぶことになる」と話していた。そのため、テクニカルディレクターのアーネスト・スチュワート氏とゼネラルディレクターのマルセル・ブランズ氏は、高いレベルで実績を証明してきた選手の獲得を重視している」
『AD』によると、PSVでは19歳から22歳の選手を獲得する場合でも、プロの舞台で相当数の試合経験を積んでいることが移籍の前提条件となっているとのこと。記事では「佐野もその方針を体現する次の補強候補となる可能性がある」と綴られている。
なお、 佐野の去就を巡っては、英メディア『デイリーメール』は、クリスタル・パレスがMF鎌田大地にかわるアタッカーとして佐野の獲得に興味を示している可能性を報道。VfBシュツットガルト、ボルシア・ドルトムント、VfBシュツットガルト、DF町田浩樹ら擁するホッフェンハイムからの関心も報じられている。
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