
山内陸
中盤の底を支えるもう1人、MF山内陸も今季宮崎で存在感を放つ新加入選手だ。キャリア初となるJ2クラブでの挑戦となった今季、ここまでは昨季まで所属したJ3クラブ同様、チームでの序列は高く主力としての地位を確立している。
2023年に札幌大学からヴァンラーレ八戸へ加入し、プロとしてのキャリアをスタートさせた山内。初年度からポジションを掴み30試合に出場、チームの7位フィニッシュに貢献した。翌年はその重要性をさらに高め、38試合すべてに先発出場。3アシストを記録するなど、チームは前年より順位を下げたが、山内にとっては収穫の多いシーズンとなった。
2025年にはザスパ群馬へ完全移籍。キャリア初の移籍となったが序列は高く、29試合に出場して最下位付近でもがくチームを支え続けた。そして今季は、満を持してJ2昇格を果たした宮崎へ完全移籍で加入。百年構想リーグという特殊な大会ながら、ここまで13試合に出場し、中盤の一角として欠かせない存在となっている。
夏より始まる新シーズンを前に、J2の舞台でも十分に戦える実力を示している山内。さらなるステップアップも見込める25歳の成長から目が離せない。
土信田悠生
今大会の開幕直前、宮崎に衝撃が走った。昨季34試合で25ゴールを挙げ得点王に輝き、J2昇格にも大きく貢献したFW橋本啓吾の負傷が発表されたのだ。最大の得点源を欠くことで攻撃力低下が懸念されたが、その不安は新加入のFW土信田悠生の活躍によって払拭されつつある。
土信田は昨季までツエーゲン金沢に所属し、リーグ戦で得点ランキング2位タイの12ゴールを記録。また、プロキャリアは当時J2のロアッソ熊本でスタートさせており、J2で48試合の出場経験を持つなど、即戦力としての活躍が期待されていた。
そして今季、その期待に応えるパフォーマンスを見せている。昨季の勢いそのままに、ここまで13試合で7ゴールを記録。J2での通算得点は2ゴールと多くはないものの、シーズンごとの数字を追えば得点力は着実に向上しており、成長の跡がうかがえる。
橋本が復帰すれば、最前線のポジション争いはさらに激化し、チーム全体の得点力向上にもつながるだろう。その意味でも、土信田の存在は宮崎にとって重要なものと言える。
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