
スタッド・レンヌ所属の日本代表FW古橋亨梧は、3月20日のFIFAワールドカップ北中米大会アジア最終予選バーレーン戦でベンチ外。フランス国内でレンヌ退団報道が飛び交うなか、スコットランド1部セルティック在籍時から抱えていた問題に注目が集まっている。
2025年1月にセルティックからレンヌへ完全移籍も、新天地でスタメン出場1試合にとどまっている古橋については、フランスメディア『FOOT-sur7』が20日に「彼はこの夏、レンヌから追い出される」と報道。加入からわずか2か月で構想外扱いを受けている現状を伝えている。
この古橋の去就報道は、スコットランド方面でも話題に。英紙『デイリーレコード』は21日に「古橋は新しいチームメイトからの信頼をまだ得られていない」「レンヌ退団の可能性がある」とした上で、「彼はセルティック時代から問題を抱えている。レンヌ移籍後も、肩の慢性的な負傷に悩まされている」とリポート。新天地で出場機会を得ていない要因のひとつに、コンディション不良を挙げている。
なお、古橋とレンヌの契約期間は2027年6月まで。レンヌは1200万ユーロ(約19億5,000万円)と高額な移籍金を支払って同選手を獲得したとみられるだけに、期限付き移籍で放出する可能性も考えられる。
レンヌのみならず、日本代表でもFW上田綺世(フェイエノールト)やFW前田大然(セルティック)、FW町野修斗(ホルシュタイン・キール)とのポジション争いで厳しい立場に置かれている古橋。25日のサウジアラビア戦で復調のきっかけをつかんだ上で、2024/25シーズン終盤に巻き返したいところだ。
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