Jリーグ モンテディオ山形

水戸・山形・金沢に在籍した元Jリーガー、不適切発言により母国で炎上

モンテディオ山形 写真:Getty Images

 かつて水戸ホーリーホック、モンテディオ山形に在籍していたブラジル人FWジェフェルソン・バイアーノは、2024シーズ限りでツエーゲン金沢を退団。現在、ブラジルのECジャクイペンセでプレーしているが、対戦相手のクラブに対する攻撃的な発言で炎上したという。

 ブラジルメディア『Bニュース』が3月11日に伝えたところによると、ECジャクイペンセは2日に行われたバイーア州選手権準決勝の1stレグで、バイーアを2-1で下したが、バイアーノは試合翌日のカーニバル会場で友人と試合映像を見ながら、「奴ら(バイーア)を殺すつもりだ」と発言。その時の様子がネット上で拡散され、バイーアのサポーター等から批判を浴びていた。

 これを受けて、本人は11日にインスタグラムを更新。「友人と遊んでいたところ、誤解されるような発言をしてしまった。バイーアやバイーアのサポーターには敬意を払っている。自分の言葉で誰かを傷つけるつもりはなかったし、バイーアのことをバカにするつもりは無かった。申し訳ない」などと謝罪しているが、チームは2ndレグで0-5と大敗。同選手もこの一戦で結果を残せなかった。

 現在29歳のバイアーノは、身長186cmで右利きのストライカ-。2018シーズンに水戸でプレーしていたが、J2リーグ戦35試合の出場で12ゴール3アシストと結果を残すと、わずか1年で山形へ。来日2年目の2019シーズンも36試合の出場で7ゴールをマークも、期限付き移籍期間満了により同シーズン限りで山形を退団する。

 山形退団後は中東、韓国、ベトナムを渡り歩いていたが、2023年にJリーグ復帰。金沢へ加入すると、再来日1年目はJ2リーグ戦12試合でプレーも、6月以降はリーグ戦全試合でベンチ外。2024シーズンもJ3リーグで2試合の出場に終わっている。