
スコティッシュ・プレミアシップのセルティックに所属する日本代表MF旗手怜央が、2025年夏の移籍市場で退団する可能性が浮上している。
UKメディア『デイリー・レコード』のキース・ジャクソン氏が、旗手が日本代表FW古橋亨梧(スタッド・レンヌ)に続いてセルティックを去る可能性を指摘し、実現すれば中盤に大きな穴が生じると述べている。
旗手は2022年1月にセルティックに加入し、130試合以上に出場して通算23ゴールを記録。今2024/25シーズンも7得点を挙げ、チームの主力として活躍してきた。セルティックでは3度のリーグ優勝を経験しており、新たな挑戦を求める可能性がある。旗手の契約は2028年まで残っており、仮に移籍する場合、セルティックが高額な移籍金を要求するのは確実とみられる。
また、ジャクソン氏は、セルティックはその後継者として同リーグのマザーウェルに所属するMFレノン・ミラーの獲得を目指すべきだとも指摘。ミラーは18歳ながら毎試合ファーストチームでプレーできる能力を持っており、セルティックにとって理にかなった補強になると評価している。セルティックは1月の移籍市場で獲得に動いたものの失敗しており、今夏の再挑戦が見込まれる。
ただし、ミラーの獲得を巡っては競争が激しくなる可能性がある。プレミアリーグのブライトン・アンド・ホーブ・アルビオンも関心を示している他、提携クラブのベルギー1部ロイヤル・ユニオン・サン=ジロワーズが約500万ポンド(約9億5,505万円)での契約を進めているとの報道もある。ユニオンはミラーに欧州の舞台での経験を積ませた後、ブライトンへ移籍させる計画を立てているという。
『スコティッシュ・サン』によれば現在の本命はユニオンだが、セルティックも同額のオファーを提示し、ミラー獲得を狙う可能性があるようだ。
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