ブラジル1部CRフラメンゴ所属の元U23ブラジル代表MFアランに、Jリーグクラブからオファーが届いている模様。リバプール在籍の過去を持つ同選手は、MF原口元気(現浦和レッズ)など日本人選手とプレーするなど、以前から日本サッカー界との繋がりがある。
現在27歳のアランは、身長172cmで左利きの守備的ミッドフィルダー。2015年夏にブラジル1部SCインテルナシオナルからリバプールへ完全移籍も、2019年夏まで欧州複数クラブへレンタル移籍。2016年にベルギー1部シント=トロイデンVV(STVV)でFW小野裕二(現アルビレックス新潟)とチームメイトだったほか、2016/17シーズンにはヘルタ・ベルリンで原口と共闘。2018/19シーズンには、アイントラハト・フランクフルトで長谷部誠氏とともに過ごしていた。
2019年2月のフルミネンセ移籍以降、母国ブラジルでプレーしているアラン。2023年7月にアトレチコ・ミネイロからCRフラメンゴへ移籍したが、2024シーズンはブラジル1部リーグ戦16試合でスタメン出場。9月以降は出場機会を大幅に減らしている。
ブラジルメディア『Bola Vip』が1月6日に伝えたところによると、CRフラメンゴには2クラブからアラン獲得のオファーが届いているとのこと。オファーは日本、カタール国内クラブによるものであるが、CRフラメンゴは同選手の放出に前向きであり、今後選手サイドと移籍に向けての話し合いを行うという。
なおドイツの移籍専門サイト『トランスファーマルクト』によると、CRフラメンゴとアランの契約期間は2027年12月末まで。市場価値は500万ユーロ(約8億2000万円)だという。
CRフラメンゴとJリーグクラブの取引と言えば、2021年にCRフラメンゴからヴィッセル神戸へ完全移籍した元U20ブラジル代表FWリンコンが記憶に新しい。同選手は来日1年目から負傷離脱等により出場機会を得られず。ブラジル1部クルゼイロへレンタル移籍により放出されるなど、総額300万ドル(当時約3億3000万円)とみられる移籍金(ボーナス込み)に見合うだけの結果を残せなかった。
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