Jリーグ 水戸ホーリーホック

Jリーグレジェンドとして慕われる水戸のGK本間幸司、47歳で現役引退を表明

水戸ホーリーホックのサポーター 写真:Getty Images

 J2水戸ホーリーホックに所属する47歳の現役GK本間幸司が、9月25日に今2024シーズンを最後に現役を退くことを発表し話題となっている。

 47歳という年齢ながらもJ2のチームに所属し、主にピッチ外からチームを支えてきたベテランGK本間は、クラブ公式サイトでコメントを発表した。

 「今シーズンをもちまして現役を退く決断をしました。29年という長い間プレー出来たのは、心から愛するクラブでプレー出来たことが大きいです。たくさん試合に出させてもらい、40歳を超えてからはピッチでチームを助けることは少なくなったけれど、自分なりにクラブのために全力を尽くし支えていけたかなと思っています。大勢の人達に支えられてここまでやってこれました。感謝しています。詳しくは会見でお話しさせてください。残り6試合、最後まで全力で闘っていきます。よろしくお願いします」

 水戸の公式Instagramにはファンから「長い間、選手としてまた水戸の精神的支柱としての活動お疲れ様でした」「貴方の存在がどれだけチームに、クラブに影響をもたらしたかは計り知れません」と、労いの言葉が多数寄せられている。

 水戸市が県庁所在地である茨城県出身の本間は、1996年にJ1の浦和レッズに入団したが出場機会を得られず、1999年に当時JFLだった水戸に移籍。同シーズンにチームのJ2昇格に貢献し、以降も正GKとし水戸のゴールマウスに立ち続けていた。しかし、40歳で迎えた2017年シーズン以降は出場機会がほとんどなくなり、J2通算576試合の最多出場記録を保持しながら現役引退を発表した。