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磐田ジャーメイン良は否定的発言も…移籍の可能性は「ブラックバーン次第」

ジャーメイン良 写真:Getty Images

 ジュビロ磐田所属FWジャーメイン良には、FW大橋祐紀所属のイングランド2部ブラックバーン・ローヴァーズFC移籍の可能性が現地で取り沙汰されているが、本人は現地メディアの報道内容を否定している。しかし、英紙『ランカシャー・テレグラフ』は今もなお磐田所属ストライカーの去就に注目しているようだ。

 ジャーメインの去就を巡っては、英メディア『フットボール・リーグ・ワールド』は18日に「ブラックバーンがジャーメインを獲得することで合意。磐田との契約期間は2025年1月までであり、籍金は明らかにされていないが、おそらく安い」とリポート。しかし日本の一部報道によると、選手本人は「正式なオファーは届いていない」などと反応。海外移籍報道の内容が事実ではないとしていた。

 それでも『ランカシャー・テレグラフ』は22日に「ブラックバーンはジャーメインとの契約で合意も、不透明だ」とリポート。「今週、移籍破談という報道がいくつかある」とした上で、「磐田と合意に達した。個人的な条件も合意に達しているが、移籍成立はブラックバーン次第だ」と伝えている。

 また同紙は、獲得にあたっての最終決定権がジョン・ユースタス監督に委ねられているとした上で、「この記事の執筆時点では、ジャーメインが本当に希望のターゲットであるかどうかを評価している段階だと考えられる」と主張。ブラックバーンがウイングを本職とするスコットランド1部レンジャーズ所属FWラビ・マトンドをリストアップしていることもあわせて報じた。

 選手本人の発言をもとに、日本では磐田残留を期待する声が挙がっているが、イギリス国内では依然として去就不透明という見方もある模様。イングランドの移籍期間最終日である8月30日まで、絶対的ストライカーの動向から目が離せない。