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栃木・柏・長崎・甲府に在籍。クリスティアーノ移籍か「オファーある」J復帰は?

クリスティアーノ 写真:Getty Images

 かつて栃木SC、ヴァンフォーレ甲府、柏レイソル、V・ファーレン長崎に在籍していたブラジル人FWクリスティアーノは、現在ブラジル4部パラナ・クルーベでプレー。今月16日までに他クラブからオファーが届いたことを明かすなど、今夏移籍の可能性があるという。

 今年3月末にパラナ・クルーベに加入したクリスティアーノ。2024シーズンはここまで9試合の出場で4ゴール1アシストをマークするなど、経験豊富なベテラン選手としてチームをけん引。パラナ州選手権で決勝まで駒を進めており、今月21日に決勝戦の1stレグを控えている。

 そんな中、ブラジルメディア『Umdois Esportes』が今月16日に伝えたところによると、クリスティアーノは地元ラジオ局のインタビューで「僕のもとに正式オファーがある」とコメント。

 自身の今後について「まずはパラナ・クルーベと話し合う。このクラブでとても幸せだからね。今まで欧州やアジアでプレーしてきたが、このクラブで抱いた感情は、言葉では表現できない」と語るなど、残留を選択肢に含めていることを強調した一方、オファーを提示したクラブは明かさなかったという。

 クリスティアーノは2012年12月、オーストリア1部レッドブル・ザルツブルクから栃木へ移籍。来日1年目の2013シーズンからJ2リーグで16ゴールと結果を残すと、その後は甲府、柏でプレー。2016シーズン途中に柏へ復帰すると、同クラブでおよそ5年半にわたり絶対的ストライカーとして活躍していた。

 そして2021シーズン終了後に柏から長崎へ完全移籍すると、長崎加入1年目にJ2リーグ36試合の出場で6ゴールをマーク。ただ翌2023シーズンに外国人枠の関係で出場機会が限られると、同シーズン途中で期限付き移籍により甲府へ復帰。しかし甲府でもリーグ戦13試合の出場で2ゴールという結果に終わり、昨年末に甲府、長崎を退団していた。