名古屋グランパスは今月14日に行われた明治安田J1リーグ第23節で、柏レイソルに2-1で逆転勝利。柏のFWマテウス・サヴィオに開始早々の6分に先制点を許したものの後半に盛り返し、54分にMF相馬勇紀、56分にFW山岸祐也が立て続けにゴールを奪った。
この日の注目を集めたのは、7月11日にカーザ・ピア(ポルトガル1部)から期限付き移籍期間満了に伴い名古屋に復帰し、即出場でゴールを決めた相馬だ。いきなり先発に名を連ねると、左サイドを中心に縦横無尽にピッチを駆け回り、33分のフリーキックでもあわやゴールかという惜しいチャンスを作りだしチームを牽引した。得点シーンでも絶妙なポジショニングでフリーとなり、角度のないところから落ち着いてヘディングシュートを決めた。
そんな相馬に対してJリーグと名古屋の公式インスタグラム上には、「流石の一発解答!違いをいきなり示したね!」、「レベル違いすぎて、ゴール裏で観てて楽しすぎました」、「相馬神」などと絶賛するコメントであふれかえっている。
2023年1月から1年半にわたりにカーザ・ピアへレンタル移籍を果たした相馬だが、念願だった完全移籍はかなわず帰国となった。そのカーザ・ピアでは加入後の56試合に出場し7ゴール5アシストと数字的には悪くない結果だったが、ポルトガル内や他欧州のチームへのステップアップとなるまでのインパクトは残せなかった。今後、Jの舞台での突出した活躍を披露し、また欧州の舞台に戻るのか注目したい。
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