元ガンバ大阪所属選手の日本代表FW中村敬斗は、オーストリア1部LASKリンツで活躍。今月15日のキリンチャレンジカップ2023エルサルバドル戦では、後半キックオフから出場し代表初ゴールをあげた。その中村にはオランダ1部王者フェイエノールトやベルギー1部KRCヘンクからの関心が報じられているが、ここにきてブンデスリーガ(ドイツ1部)ボルシア・ドルトムントやプレミアリーグ(イングランド1部)の複数クラブが獲得に動いているようだ。
リンツとの契約を2025年6月まで残す中村について、ベルギー紙『ヘット・ラーツテ・ニウス』は今月6日に「オランダ1部フェイエノールトとベルギー1部ヘンクが獲得オファーを準備している。PSVアイントホーフェンとアイントラハト・フランクフルトも中村に興味を示していると言われていたが、今のところ具体的に動いているのはフェイエノールトとヘンクのみだ」と伝えていた。
しかし英紙『デイリーメール』の報道によると、中村にはドルトムント、フランクフルト、ボルシア・メンヒェングラートバッハが関心を寄せているとのこと。リーグアン(フランス1部)のLOSCリール、スタッド・ランス、オリンピック・リヨン、プレミアリーグのリバプール、アストン・ビラ、昇格組のバーンリーも同選手の獲得調査に乗り出しているほか、プレミアリーグの複数クラブがオファーを提示したという。
また中村の移籍金については、オランダメディア『1908.nl』が「フェイエノールトにとって1000万ユーロ(約14億円)という移籍金が高すぎる」と伝えていた。
中村は2021年8月にG大阪からリンツへ完全移籍。2021/22シーズン途中から出場機会を確保すると、2022/23シーズンはオーストリア1部リーグで31試合に出場して14ゴール7アシストをマーク。攻撃陣の主力選手としてチームをけん引していたが、リンツ幹部は今夏退団の可能性を認めている。
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