セルティック所属のFW古橋亨梧(27)はMF旗手怜央(24)とともに、FIFAワールドカップ・カタール大会の日本代表メンバーから落選。メンバー発表直後の心境や、セルティックのチームメイトに対する思いを語っている。22日、英紙『デイリーレコード』が同選手の言葉を伝えた。
古橋亨梧は昨年7月、ヴィッセル神戸からセルティックへ完全移籍。海外挑戦1年目から2桁得点をマークすると、今季もここまでセルティックの絶対的ストライカーとして活躍している。
しかし日本代表ではスタメンでの出場機会に恵まれず、9月27日のキリンチャレンジカップ2022・エクアドル戦では無得点とアピールに失敗。ハーフタイムでの交代を余儀なくされると、カタールW杯日本代表のメンバーに選出されなかった。
そんな古橋亨梧は「僕の夢、目標はカタールW杯でプレーすることでした。朝早く起きてメンバー発表の記者会見を見たましたが、僕の名前は呼ばれませんでしたね。(日本代表落選に)もちろんすごく悔しかったですし、ショックでした。でも、落ち込んでいる暇はないんです」と当時の心境を回顧。
「僕のサッカー人生はここで終わりではないですし、ここから前に進まないといけません。UEFAチャンピオンズリーグ(CL)レアル・マドリード戦を控えていましたし、ワールドカップのことは考えないようにして、目の前の試合に集中しました」と、11月2日のCLグループステージ最終節・レアル・マドリード戦へ意識を向けていたことを明かしている。
つづけて「セルティックのチームメイトはとても協力的でした。みんな僕のことをすごく気にかけてくれているのを感じましたね。いつまでも落ち込んでいると自分勝手ですし、チームにも迷惑をかける。僕のモットーは笑顔でいることなので、『大丈夫だよ』と言って笑顔を絶やさないようにしていましたよ」と、チームメイトに対する感謝やチームに対する気遣いに言及。
「レアル・マドリード戦の翌日は休みだったんですけど、その1日を使って自分を元気づけようと思いましたね。映画を見たり、ゲームをしながら自宅でのんびりと過ごしました。そして、翌朝トレーニングに行く頃には、大丈夫だと思えるようになっていたんです」と、完全に気持ちが切り替わるまでの過程を語った。
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