アイントラハト・フランクフルト所属の日本代表MF鎌田大地(25)は21日、ブンデスリーガ第3節・ケルン戦で直接フリーキックから先制点を奪った。そんな鎌田大地に対して、フランクフルトの専門サイト『SGE4ever』がチーム内最高評価を与えている。
鎌田大地は元ドイツ代表MFマリオ・ゲッツェ(30)の加入もあり、昨季までと異なり中盤センターの一角でプレー。今月1日のDFBポカール1回戦・マクデブルク戦でボランチで先発出場して2ゴールをあげると、13日の第2節・ヘルタ・ベルリン戦でも1得点を叩き出す。
そしてケルン戦では後半24分から出場。2分後にペナルティエリア左脇のFKから直接ゴールを狙うと、シュートは相手DFの頭をかすめてゴールマウス右隅に吸い込まれた。
『SGE4ever』はケルン戦出場選手の採点を実施。鎌田大地をMOM(マン・オブ・ザ・マッチ)に選出するとともに、2点(ドイツでは6点満点中1点が最高評価)を与えている。
そして同選手のパフォーマンスについて「アイントラハト・フランクフルトは現在、鎌田大地のゴールへの嗅覚に頼ることができる。(ケルン戦前に)体調を崩したこの日本人はケルン戦ではベンチ入りしたが、それでも財産の1つになった」
「鎌田大地はフリーキックから見事なゴールを決め、チームに先制点をもたらした。彼は良くも悪くも違いを生み出せる選手なのだ。(フィリップ・)コスティッチのユベントス移籍後、これほどのクオリティを持つ選手はそう多くはない。それだけに鎌田大地が好調を維持して、来月1日以降もフランクフルトの一員であることが望まれる」と評している。
フランクフルトはケルン戦を1-1の引き分けで終了。開幕から3試合で2分1敗といまだに勝利がない。それだけに29日の第4節・ベルダー・ブレーメン戦では、鎌田大地が自らのゴールでチームに今季初白星をもたらすことが期待される。
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