シント=トロイデンVV(STVV)所属の元日本代表MF香川真司(33)は、FIFAワールドカップ・カタール大会出場という目標を公言している。そんな香川真司のW杯出場に可能性に、STVVのチームメイトが言及した。23日、ベルギーメディア『VOETBAL』が伝えている。
香川真司はブラジルW杯とロシアW杯でプレーしたほか、AFCアジアカップの舞台に立つなど、長らく日本代表攻撃陣の中心選手として活躍。A代表で通算97試合に出場しているが、2019年3月の国際親善試合・ボリビア戦を最後に代表招集から遠ざかっている。
ただ今年1月にSTVVへ加入すると、スーパーサブとして出場機会を確保。今季開幕前のプレシーズンマッチではほぼ全試合に先発出場して好パフォーマンスを発揮。現地メディアから完全復活を期待されると、23日のジュピラー・プロ・リーグ(ベルギー1部)開幕節・ロイヤル・ユニオン・サン=ジロワーズ戦ではDF橋岡大樹(23)とのパス交換から日本代表FW林大地(25)のゴールを演出している。
そんな香川真司は今年2月、KRCヘンク所属のFW伊東純也(29)がカタールW杯アジア最終予選・サウジアラビア戦で1ゴール1アシストをマークすると、ベルギーメディアの取材で「日本代表は大事な試合を終えたばかりです。ヘンクの伊東選手がゴールを決めたのには大喜びでしたよ。カタールでのワールドカップ(でプレーする)のことはもちろん考えていますよ」とコメント。カタールW杯日本代表メンバー入りへの思いを語っていた。
するとSTVV所属のギニア代表MFモリー・コナテ(28)は、今季開幕戦直前のインタビューで「確かにカガワには(W杯出場の)チャンスがある。彼は昨シーズンよりさらに前進しており、フィジカル面でトップレベルに戻っている」
「僕たちが色々なことを話すと、カガワがとても意欲的で、その目標を達成するために全力を尽くしていることにも気づくだろう」とコメント。香川真司の好調ぶりに触れるとともに、同選手のメンタリティを絶賛している。カタールW杯開幕まで残り4か月となる中、香川真司のパフォーマンスに注目が集まる。
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