明治安田生命J2リーグのV・ファーレン長崎を退団したブラジル人MFルアン(31)は、カンピオナート・ブラジレイロ・セリエA(ブラジル1部)のサントスへ加入する可能性があるようだ。21日、ブラジルメディア『UOL』が報じている。
同選手はカンピオナート・ブラジレイロ・セリエAのアトレチコ・ミネイロで7シーズン過ごした後、昨年にV・ファーレン長崎へ加入。昨季はリーグ戦31試合に出場し6ゴールをあげるなど、手倉森誠元監督のもとでレギュラーに定着していた。
そして今季は副キャプテンという立場でシーズンに臨むと、5月中旬に吉田孝行監督が解任されるまではリーグ戦全試合で出場したほか、10試合ではスタメンに抜てきされていた。しかし、松田浩氏への監督交代後はチーム内での立場が一変。第21節・京都サンガ戦、第22節・大宮アルディージャ戦の2試合をのぞきリーグ戦全試合でメンバー外になると、シーズン終了後の今月13日に退団が正式決定している。
そんなルアンの去就を巡っては、同選手が以前からアトレチコ・ミネイロ復帰の実現にむけてクラブに連絡をとっているという噂がブラジル国内で駆け巡っていたが、本人がこれを否定していた。
その中、『UOL』の報道によると、サントスが同選手に獲得オファーを提示したとのこと。サントスは財政状況が厳しいこともあり、今冬の移籍ウィンドウではフリーで獲得可能な選手を中心にリストアップしているという。
なお、サントスは今季、カンピオナート・ブラジレイロ・セリエAで勝ち点50を獲得して10位で終えているが、2部降格圏の17位グレミオとはわずか7ポイント差となっていた。
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