プレミアリーグ マンチェスター・ユナイテッド

マンU、レアルDFバラン獲得が決定!クラブ間合意を公式発表

ラファエル・バラン 写真提供: Gettyimages

 マンチェスター・ユナイテッドは27日、フランス代表DFラファエル・バランの獲得でレアル・マドリードと合意に至ったことを公式発表している。

 バランは2011年夏にRCランスからレアル・マドリードへ完全移籍により加入。セルヒオ・ラモスとともに最終ラインに必要不可欠な戦力としてチームを支え、UEFAチャンピオンズリーグ3連覇をはじめこれまで数多くのタイトル獲得に大きく貢献してきた。同選手は2020/21シーズンも守備陣の主力として公式戦41試合に先発出場したが、チームは無冠に終わっていた。

 レアル・マドリードは同選手との契約が来年6月に満了を迎える中、選手サイドに対して契約延長のオファーを提示。しかし、本人は新たな挑戦を求めており、先週にはクラブ首脳陣に対して退団の意思を伝えたと報じられていた。

 一方、マンチェスター・ユナイテッドは選手サイドと5年契約締結で合意。レアル・マドリードとの交渉を進めていたが、レアル・マドリード側が要求額を7000万ユーロ(約91億円)から5000万ユーロ(約65億円)へ引き下げたことにより、合意に至ったという。また、バランは近日中にもメディカルチェックを受ける予定であり、問題がなければ正式にサインを交わす。

 なお、マンチェスター・ユナイテッドはボルシア・ドルトムントから移籍金7300万ポンド(約112億円)+ボーナス500万ポンド(約7億7000万円)という条件によりイングランド代表MFジェイドン・サンチョの獲得を決めている。今夏の移籍市場ではビッグネームのフリー移籍が目立つが、マンチェスター・ユナイテッドは多額の移籍金を支払って主力選手の獲得に成功している。