セリエA ミラン

ミラン、レアルからまたしても補強か。チャルハノール後釜にスペイン代表MFに照準

イスコ: Gettyimages

 ミランがレアル・マドリードに所属するスペイン代表MFイスコの獲得に興味を示しているようだ。イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が報じた。

 背番号「10」を背負ったトルコ代表MFハカン・チャルハノールが契約満了により、昨季限りで退団したミラン。同じ街を本拠地とするインテル移籍を果たした同選手の後釜獲得を目指すミランはアヤックスのセルビア代表FWドゥシャン・タディッチやチェルシーのモロッコ代表MFハキム・ツィエクをリストアップしているという。

 しかし、高額な移籍金が必要になることから、最終プランとしてイスコに関心を示している模様。同選手は新シーズンからレアル・マドリードを指揮するカルロ・アンチェロッティ監督からの構想から外れているとみられている。

 また、両クラブはU-21フランス代表DFテオ・エルナンデスの取引以降、良好な関係を築いている模様。今夏もU-21スペイン代表FWブラヒム・ディアスを巡って交渉を行っており、買い取りオプションが付随したレンタルでミラン移籍に近づいていると報じられている。

 2013年夏にマドリードへ加わったイスコはラ・リーガ随一の巧みなボールコントロールとパスセンスを武器に、在籍約7年半で公式戦通算336試合に出場して51ゴール56アシストを記録。しかし、昨季はラ・リーガ25試合の出場で2アシストの成績に終わり、加入以降最小の数字に終わっていた。