ブンデスリーガ バイエルン・ミュンヘン

バイエルン退団のボアテングがセリエA移籍か!場外ダービー勃発も…

ジェローム・ボアテング 写真提供: Gettyimages

 バイエルン・ミュンヘンを今夏契約満了により退団したドイツ代表DFジェローム・ボアテングは、来季からセリエAでプレーする可能性が高いようだ。31日、イタリア紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』をはじめ複数メディアが報じている。

 現在32歳のボアテングは、2011年夏にマンチェスター・シティからバイエルンへ加入。守備陣における主力としてこれまで9度のブンデスリーガ制覇、5度にわたるDFBポカール優勝、2度のUEFAチャンピオンズリーグ優勝に大きく貢献。今季も公式戦37試合に先発出場しブンデスリーガのタイトル獲得を成し遂げたが、バイエルンは同選手との契約を更新しないことを発表していた。

 ボアテングの去就を巡っては、ジョゼ・モウリーニョ氏を招へいしたローマが獲得に乗り出す構えを見せている模様。しかし、イタリアメディア『トゥットメルカート』はラツィオが選手サイドとの交渉を着実に進めており、ローマとの獲得レースで優位に立っていると伝えている。

 ブンデスリーガやUEFAチャンピオンズリーグの舞台で多くの経験を積んできたボアテングだが、ライバルの関係にある両クラブの争奪戦が今後どのような展開を見せるのか注目が集まる。