明治安田生命J2リーグのジェフユナイテッド市原・千葉は28日午前、浦和レッズから日本代表DF鈴木大輔を完全移籍で獲得したことを公式発表している。
鈴木大輔はスペインのジムナスティック・タラゴナに3シーズン在籍した後、2018年に柏レイソルに復帰したものの、わずか半年で浦和レッズに移籍する。その浦和レッズでは加入1年目の昨季に公式戦28試合に出場していたが、今季はわずか6試合の出場にとどまっていた。
同選手はジェフユナイテッド市原・千葉への加入について「はじめまして。鈴木大輔です。伝統あるジェフというクラブに加入出来たことを大変嬉しく思います。 まずは自分のことをわかってもらえるよう努力し、自分のこれまでの経験を通してチームの力になります。皆さんの前でプレーができることを今から非常に楽しみです! 常に目の前のことに全力で、ジェフでプレーする1日1日を大切にしていきたいと思いますので、応援してもらえると嬉しいです。よろしくお願いします!!」とクラブ公式サイトを通じてコメントを残している。
また、浦和レッズ退団については「浦和レッズに関わる全てのみなさん、2年間ありがとうございました。ファン・サポーターのみなさんが最高の雰囲気を作ってくれる埼玉スタジアムでの試合がいつも僕の人生で最高の瞬間でした。特に昨年のACL決勝での雰囲気はとても感動しました。あの悔しさも含めて忘れられない思い出です。今年はなかなか試合に出場することができず、あまりみなさんの前でプレーすることはできませんでしたが、少しでもチームの力になるために毎日自分にできることを積み重ねてきました。それは、期待していると声をかけてくれたり、新型コロナウイルスという難しい状況の中クラブを支え続けてくれるファン・サポーターの方々の存在があったからです」
「浦和レッズという歴史あるクラブの一員として、みなさんに支えてもらいながら過ごした日々を誇りに思います。どこよりも熱く、そして時に厳しい浦和レッズのファン・サポーターの方々の前でプレーできることは、プロとしてこれ以上ないやりがいです。だからこそ浦和を離れるのはとても寂しいですが、この2年間で、浦和レッズというクラブに選手としても人としても成長させてもらったことを誇りに次の道に進もうと思います。これからは1サポーターとして、浦和レッズの今後のさらなる躍進と浦和レッズに関わる全てのみなさんの幸せを心から祈っています。2年間本当にありがとうございました」と長文にわたって別れの言葉を残した。
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