これまでサッカーの歴史の中で変わったユニフォームを着用したチームはたくさんあるが、今シーズンのイングランドのアマチュアクラブであるビデイル(BEDALE AFC)ほど不思議なユニフォームがないだろう。
同クラブは9月10日に2020/21シーズンのユニフォームキットをTwitter公式アカウントで発表し、そのデザインが話題になっている。フィールドプレイヤーは人参をイメージしたユニフォーム、そしてGKはその人参を削るためのおろし器をイメージしたキットを着用している。
この不思議なデザインには意味がある。ビデイルのスポンサーであるソーセージ専門企業『HECK FOOD』が、ベジタリアン用の商品を制作し、それを宣伝するのが目的のようだ。また、このユニフォームの売り上げの10%は前立腺癌の研究に寄付されることとなっているようだ。
なお、同企業とビデイルのコラボレーションは数年前から開始し、同クラブの当時のユニフォームには多くのソーセージが描かれたものだった。
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