セリエA フィオレンティーナ

イタリアの若き才能を巡り、イタリアダービー勃発か?

 ユベントスとインテルがフィオレンティーナのイタリア代表FWフェデリコ・キエーザを巡って、来夏に獲得レースを繰り広げる可能性があるようだ。30日、イタリア紙『トゥット・スポルト』が報じている。

 キエーザは21歳ながら、フィオレンティーナの中心選手として活躍。ウィンガーとしての攻撃力だけではなく、ウィングバックなど幅広いプレーに柔軟に対応できる能力を兼ね備えた、将来を渇望される若手選手の1人だ。

 『トゥット・スポルト』によると、ユベントスでゼネラルマネージャーを務めているジュゼツペ・マロッタ氏は来夏にキエーザを獲得することで合意を勝ち得ていたようだ。しかし、同氏がインテルのゼネラルマネージャーに就任することが決定しているため、インテルがその合意に対して横やりを入れるのではないかとみられている。

 ユベントスはすでに5000万ユーロ()約64億5000万円)ほどを用意しているとみられており、移籍金の1部を選手のトレードという形で置き換えることも検討しているようだ。ユベントスからレンタルでフィオレンティーナに所属しているマルコ・ピアツァが有力な候補の1人とみられている。