フットボール・トライブでは【DR.TIRBE】という形でW杯の試合を分析し、読者の皆様にご紹介している。今回はロシアW杯のグループステージ第1戦の勝利チームから我々が選んだその試合で最も輝いたMOTM(マン・オブ・ザ・マッチ)をまとめてご紹介する。
※ウルグアイ対エジプトは分析対象外
ロシアvsサウジアラビア
アレクサンドル・ゴロビン
素晴らしいキックの精度とフリーキックで1ゴール、2アシストの大活躍。間違いなくこの試合の主役の1人だった。ビッグクラブも改めて獲得に迫ることだろう。
フランスvsオーストラリア
アントワーヌ・グリーズマン
試合序盤からゴールを脅かし、後半にはスピードを活かしてペナルティエリアに侵入しPKを獲得。自ら決めて先制点を挙げるなど、70分にジルーとの交代でピッチを退くまでフランスの攻撃を牽引し続けた。
アルゼンチンvsアイスランド
セントラルミッドフィールダーの2選手
メッシのに自由を与えない役割をになった2選手は、最後までそのタスクをほとんど完ぺきに遂行。CB2人と4人で作り上げる中央の守備ユニットはまさに要塞そのものだった。
クロアチアvsナイジェリア
ルカ・モドリッチ
ポジショニングの良さと正確なドリブル、パスでチームを指揮。ラキティッチと共に試合を支配し、PKもしっかりと沈め勝利に大きく貢献した。
ドイツvsメキシコ
イルビング・ロサノ
22歳のメキシコが世界に誇る新星が大仕事をやってのけた。彼のゴールはメキシコを史上初のW杯ドイツ戦勝利に導いた。W杯を機にビッグクラブへのステップアップを果たす可能性は高い。
ブラジルvsスイス
フィリペ・コウチーニョ
彼の代名詞ともいえる美しいミドルシュートを決めてチームに勢いをもたらした。序盤はネイマールとポジションが被るシーンがあったものの、すぐに修正し、ビルドアップからフィニッシュまで抜群の存在感を示した。
ベルギーvsパナマ
ロメル・ルカク
スペースの無い展開でもオープンな展開でも試合から消えないルカクの存在は大きい。彼が居ることでマルティネス監督の戦術変更も可能になったし、強烈なカウンターも実現した。2得点も十分な結果だ。
チュニジアvsイングランド
ハリー・ケイン
流れの中でのプレーには少し苦戦していたが、イングランドのキャプテンは試合の最初と最後に決定的な仕事をやってのけた。エースとして常にチュニジアディフェンスを危険にさらし、頭でも脚でもゴールに迫り続けた。
ポーランドvsセネガル
エムベイェ・ニアン
前線で攻撃の基点となり、独特なリズムのドリブルでポーランドディフェンスに問題をもたらした。2得点目はラッキーな形だったが、それをしっかり決めきって、最終的にはそれが決勝ゴールになった。
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