ラ・リーガ バルセロナ

バルサに迫るカンテラの危機。カンプ・ノウを離れ、他チームでプレーする下部組織出身選手10選

近年、リオネル・メッシへの依存度が高まり、カンテラ出身者の起用が減少しており、一部ではカンテラ危機も叫ばれているバルセロナ。そこで今回は下部組織を離れてプレーする10人の選手を紹介する。

久保建英

国籍:日本
現所属:FC東京

2011年にバルセロナ下部組織へ入団。着実に成長を遂げていたがバルセロナ側に未成年の外国人選手獲得、登録の点で問題が発覚し退団を余儀なくされる。新天地がFC東京の下部組織へ決まると溢れんばかりの才能を発揮し、トップチームへの昇格も果たした。Jリーグの史上最年少出場記録や同ゴール記録を塗り替えるなど破竹の勢いを見せている

ムニエ・エル・ハダディ

国籍:スペイン
現所足:デポルティーボ・アラベス

2014年にトップチームデビューを果たすと、アーセナル監督アーセン・ベンゲル氏からはセスク・ファブレガス二世と称されるなど才能を遺憾なく発揮した。19歳の若さでトップチーム昇格を果たしており現在はアラベスにレンタルで在籍中。

マルク・バルトラ

国籍:スペイン
現所属:レアル・ベティス

2002年にバルセロナの下部組織に加入。2010年、トップチームデビューを果たした。現在はベティスで活躍している。ちなみに、バルトラの代理人は元バルセロナDFカルレス・プジョルであることで有名だ。

ペドロ・ロドリゲス

国籍:スペイン
現所属:チェルシー

008年にトップチームデビューを果たすもRWGのポジションにはチーム不動のエース、リオネル・メッシが君臨していたため中々出場機会を得られずにいた。しかし、2010年にブレイク。2011年からはレギュラーを確保し始める。現在はチェルシーに完全移籍しており、主力として活躍を見せている。2017年には「バルセロナは哲学を失いつつある」とカンテラ軽視の流れを批判した。

マルティン・モントーヤ

国籍:スペイン
現所属:バレンシア

2009年に当時18歳でトップチームのイギリス遠征に帯同するなど大きく期待されていた。2011年に正式にトップチームに昇格を果たすものの、出場機会の少なさから2015年にインテルへレンタルで加入する。しかし、当時監督のロベルト・マンチーニ氏の構想外となり半年でレンタル打ち切りとなる。現在はバレンシアに完全移籍している。

クリスティアン・テージョ

国籍:スペイン
現所属:レアル・ベティス

11歳にバルセロナのカンテラに加入した。その後1度エスパニョールと契約を交わしたが、またバルセロナに移籍し、バルセロナでは公式戦86試合に出場。2014年に出場機会を求めてポルトに期限付き移籍している。

ジェラール・デウロフェウ

国籍:スペイン
現所属:ワトフォード

2003年に9歳でバルセロナのカンテラに加入。その後順調にステップアップをしていき、2011年にトップチームデビューを果たしている。エバートンやセビージャ、ミランで経験を積んだあと、20017年夏に再びバルセロナと契約を結んだことが発表された。現在はワトフォードにレンタル移籍で所属している。

チアゴ・アルカンタラ

国籍:スペイン
現所属:バイエルン・ミュンヘン

チアゴ・アルカンタラはカンテラ時代、シャビの後継者として注目を浴びた選手だ。バルセロナでは公式戦100試合に出場。2013年に恩師ペップ・グラルディオラ監督とともに、バイエルン・ミュンヘンに移籍した。バイエルン加入後は世界的なミッドフィルダーに成長。数々のタイトルを獲得している。

ボージャン・クルキッチ

国籍:スペイン
現所属:デポルティーボ・アラベス

スペインの労働法の問題により18歳になるまでバルセロナとプロ契約を結べず、才能に惚れこんだ他リーグのビッグクラブからオファーが舞い込んだが本人は残留の意思をみせクラブに残った。その後もズラタン・イブラヒモビッチのつけていた背番号「9」を受け継ぐなど大きな期待をされたが、思うような活躍はできず現在はアラベスに所属している。

ジョバニ・ドス・サントス

国籍:メキシコ
現所属:ロサンゼルス・ギャラクシー

 13歳でバルセロナの下部組織に加入。18歳と114日でリーガ・エスパニョーラ初出場を果たしている。トッテナム・ホットスパーやガラタサライ、ビジャレアルなど数多くのクラブに在籍したあと、2015年にMLSのロサンゼルス・ギャラクシーに移籍した。


名前:菊池大将
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好きなチーム:ACミラン
幼少期に父親の影響でミランが好きになりました。アイドルはシェフチェンコ。パッション、データ、経済、カルチャー、サッカーの持つ様々な表情を見るのが好きです。よろしくお願い致します!

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