X(旧Twitter)で13万人以上のフォロワーを集めるジャーナリストのアラン・ニクソン氏によれば、ブラックバーン・ローヴァーズ(イングランド2部)はサンフレッチェ広島のFW大橋祐紀との契約を目前にしているという。クラブが大橋を飛行機に乗せ、近日中に3年契約を結ぶと報じている。
しかし、この移籍に関してイングランド2部に特化したイギリスのメディア『The Real EFL』のリース・エヴィッツ氏は「大橋はFWサミー・スモディクス(ブラックバーン)と似たプレースタイルで、補強の条件にあてはまるが、日本以外では実績がない。リスキーな移籍だ。状況を考えれば必要な移籍であるが、移籍したとしても報われるかどうかは、まだわからない」と伝えている。
2023-24シーズン最終節で降格を逃れ、どうにか2部にとどまった不振のブラックバーン。同シーズンに27ゴールを決め、ほぼ独力でローバーズを残留に導いたスモディクスは、プレミアリーグに昇格したばかりのイプスウィッチ・タウンへの移籍が噂されている。
大橋は前線でラインを統率することも、攻撃的な中盤で控えめにプレーすることもでき、今夏退団が既定路線のスモディクスの後釜になる可能性が高い。イプスウィッチへの移籍が実現しない場合にも攻撃時のスモディクスへの依存度を下げるためにも必要な戦力とも伝えられている。
大橋は『Transfermarkt』によると90万ポンド(約1億8千万円)と評価されており、移籍に向けての動きに注目が集まっている。
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