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守田英正から「守備しない」と言われた鎌田大地、日本代表戦での役割「僕が出たら…」

鎌田大地 写真:Getty Images

 MF鎌田大地(クリスタル・パレス)は、3月に行われるFIFAワールドカップ北中米大会アジア最終予選2試合(対バーレーン、サウジアラビア)に向けての日本代表に招集。W杯出場をかけた大一番を前に、森保ジャパンにおける自身の役割や、MF久保建英(レアル・ソシエダ)、MF南野拓実(ASモナコ)、MF守田英正(スポルティングCP)のプレー等に言及した。

 3月16日放送の『ABEMAスポーツタイム』では、鎌田の独占インタビューが配信。同選手は、森保一監督が選手全員に「守備・切り替え」を求めていることを明かした上で、代表戦におけるチームメイトや自分自身のプレーについて、こう語っている。

 「10番(トップ下)の選手が、僕とタケ(久保建英)ならばゲームを作らないといけない。タクミ君(南野拓実)に関しては、ゴールを決めるという部分。僕たち3人で違う役割を担っている。僕自身が他の選手にあわせる部分もあると思う。僕が出たら、守田君のポジションが前になったり、3ボランチ気味になったり。僕だけではなくて、チーム全員が選手の組み合わせでプレーを変えている」

 一方、守田は2024年8月、インターネット動画配信サービス『DAZN』、ラジオ放送局『J-WAVE』、自動車メーカー『フォルクスワーゲン』のコラボ番組に出演した際、ボランチでコンビを組む選手の特徴について「相方によって僕が攻撃的になるか守備的になるかを変えている」とした上で、こう述べていた。

 「遠藤航が入った時には攻撃的にプレーするし、田中碧だったら攻撃もするけど基本的には守備。鎌田大地ならば、完全に守備。彼は守備しないで歩くので。ただ、必要最低限の部分はちゃんとやらせる」

 守田から「守備をしない」という認識を持たれている鎌田。代表戦のピッチで、チームメイトの特徴やプレースタイルに合わせていることを強調しただけに、3月のW杯アジア最終予選では守田と息のあったプレーを見せたいところだ。