
8月10日に大和ハウスプレミストドーム(札幌ドーム)で行われた、明治安田J1リーグ第26節北海道コンサドーレ札幌対アビスパ福岡の試合は2-2の引き分けとなり、勝ち点16の最下位となった札幌は、8年連続のJ1残留に黄色信号が灯っている。
この試合でPKを決め、今シーズン3得点目(今季本拠地初ゴール)をマークした札幌のFW鈴木武蔵は、今夏新加入のFWジョルディ・サンチェスにPKを譲ろうとしていた背景があった。
札幌の指揮官、ミハイロ・ペトロヴィッチ監督は前節試合後のインタビューで「次からの3試合(アビスパ福岡、サガン鳥栖、ジュビロ磐田)で9ポイントを獲らなくてはいけません。そこで9ポイントを我々の残留のチャンスが見えてくる。そういった3試合になる。我々のやるべきことは明らかだと思います」と全勝を掲げていた。
しかし、背水の陣で挑んだ福岡戦は開始早々にPKを決められ失点を許す。その後も福岡の堅いブロックを崩せずに前半を1点ビハインドで折り返し。後半13分に札幌は、サンチェスを投入し流れを捉えると、後半20分に獲得したPKを鈴木が決め、同点に追いついた。その後、後半51分に痛恨の失点を許すも、直後にMF田中克幸が劇的となる同点ゴールをあげ何とか勝ち点1を獲得した。しかし‘‘3連勝スタート‘‘とはいかなかった。
サンチェスにPKを譲ろうとしていた鈴木だが、実は第23節のヴィッセル神戸戦(1-1)にて、PKを決めれば勝ち越しとなるシチュエーションで失敗している。恐らくそのシーンが頭をよぎったのであろう。そんな背景を知っていたであろうサンチェスが鈴木に“お前が蹴れ”と背中を押したことでPKを蹴る心が決まったようだ。
見事、1か月前の悪夢を得点で晴らした鈴木。そして、このPK成功には新加入選手のサンチェスの後押しがあった。次節以降も鈴木&サンチェスのコンビに期待したい。
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