ベトナム1部のサイゴンFCは、新型コロナウイルス感染拡大によるリーグ戦中止をうけて元日本代表MF松井大輔(40)やFW高崎寛之(35)との契約解除を行っていたが、来シーズン開幕にむけて再び日本人選手の獲得に向かっているようだ。23日、ベトナムメディア『THAO VANHOA』が伝えている。
サイゴンFCは昨季リーグ3位とタイトルを逃したことから、昨季終了後に大型補強を敢行。指揮官にはかつて日本サッカー協会(JFA)の技術委員長を務め、昨季までレノファ山口を率いていた霜田正浩氏を招へいすると、松井大輔や高崎寛之を獲得。クラブのJリーグ化を推し進めていたが、開幕から3連敗を喫すると、今年3月末に霜田正浩監督を解任していた。
そして、今年8月にはベトナム国内で新型コロナウイルス感染拡大が止まらない中、ベトナムサッカー連盟(VFF)は8月22日にシーズン途中でのリーグ戦打ち切りを発表。多くのクラブで外国籍選手との契約解除が相次ぐ中、松井大輔や高崎寛之も退団していた。
その中、サイゴンFCは現在J1リーグクラブに在籍している日本人ミッドフィルダーの獲得で事前合意に達しているとのこと。また、11月上旬にも契約内容の細部に関する交渉が行われる予定となっており、交渉が順調に進めば選手本人が来月末にもベトナム入りするようだ。
くわえてサイゴンFCはアフリカ人ストライカーを2名獲得する方針を固めているとのこと。両選手ともにナイジェリア国籍を有しており、ベトナムでのプレー経験があるとのことだ。
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