
ミランはフランス代表FWオリビエ・ジルーの獲得に近づいているが、同選手はチェルシーからの契約延長オファーを拒否していたようだ。3日、イタリア紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が報じている。
現在34歳のジルーは、2018年1月にアーセナルからチェルシーへ完全移籍により加入。今季は公式戦12試合の先発出場にとどまっており、これまでと変わらずスーパーサブとしての役割を担っているが、11ゴールをあげるなどチームの勝利に貢献。UEFAチャンピオンズリーグ決勝・マンチェスター・シティ戦では出番がなかったが、チームは1-0と勝利しビッグイヤーを手に入れている。
同選手の去就を巡っては、チェルシーと契約延長で合意に至らず今夏退団が確実となっている模様。また、ミランが選手サイドに年俸400万ユーロ(約5億3000万円)による2年契約でオファーを提示する準備ができているとイタリアメディアが報道。両者の交渉は順調に進んでいるものとみられる。
その中、ジルーはチェルシーから年俸420万ユーロ(約5億6000万円)による新契約のオファーを提示されていた模様。しかし、同選手は他国のリーグで新たな挑戦をしたいという考えを持っていたことから、これを却下していたようだ。
なお、ジルーの去就を巡っては、選手サイドがウェストハム・ユナイテッドやメジャーリーグサッカー(MLS)のニューヨーク・シティなど複数クラブからのオファーを断っていたことも明らかになっている。
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