モハメド・サラー
前述したクアドラードと入れ替わる形でチェルシーからフィオレンティーナに加入したのがサラーだ。バーゼルで結果を残したサラーは2014年にチェルシーへ完全移籍。しかし、出場機会は限られた。
前述したように2015年にフィオレンティーナへ移籍したサラーは、得点力不足に苦しんでいたクラブを救う存在に。その後ローマへと移籍し、レギュラーとして活躍。彼を軸にしたカウンターは猛威を振るった。
そのサラーは2017年夏の移籍市場でリバプールに加入。加入1年目から驚異的なペースでゴールを量産。2シーズン連続でプレミアリーグの得点王に輝いている。
ロメル・ルカク
2011年にチェルシーに加入し、5大リーグ初挑戦を果たしたルカク。しかし、目立った活躍はできずにローンでウェスト・ブロムウィッチ・アルビオンに移籍し、2014年にエバートンに完全移籍。
ルカクの才能はエバートンで爆発し、ゴールを量産。2016/2017シーズンには年間のベストイレブンにも選出されている。
そのルカクはマンチェスター・ユナイテッドに移籍し、今シーズンからはインテルでプレーしている。開幕節から2試合連続でゴールを挙げており、イカルディの穴を感じさせていない。
ケビン・デ・ブライネ
2012年に下部組織時代から過ごしたヘンクを離れ、チェルシーに加入したデ・ブライネ。しかし、『デイリー・メール』のインタビューに「モウリーニョ監督とは2回しか話さなかった」と語るなど、モウリーニョとの関係性に問題を抱え、ほとんど出場機会を得ることはできなかった。
そして、2014年に出場機会を求めてベルダー・ブレーメンに移籍すると実力をいかんなく発揮。翌シーズンにボルフスブルクへと移籍すると年間最優秀選手に選ばれ、翌シーズンにはマンチェスター・シティに移籍。
シティ加入以降のデ・ブライネはまさに人間離れしたパフォーマンスを見せ続けている。退団以降に才能が爆発した選手の代表格だろう。
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